鈍感ということ

「鈍感な人が羨ましい」という言葉を聞くことがあります。「幸せには鈍感力が必要だ」という言葉も聞いたりします。

物事に対しての反応が鈍かったり感情が揺れにくいということなのだと思うのですが、本当にそうなれたら余分なことに心を奪われずに、人生が快適になるのかもしれない、と思ったりします。


でも本当は、これが大事なことだと思うのです。物事を敏感に察知する能力は、聡明さに匹敵する様に思いますが、何に対して敏感なのかを考えると、比較的自分の人生に必要のないことに敏感だったりするものです。

相手の気持ちを瞬時に慮ったり、懸念されるアクシデントを事細かく分析して対応を先回りするなど、たくさんのことに着目して自分の中に取り込むということが出来てしまう敏感な人は、やっぱり疲れそうです。


勿論、自分の身の回りで起きていることは、自分に必要なことばかりです。でも、何を選択するかも自由です。人の気持ちを優先するのも自由です。心配なことに注目するのも自由です。

でも、忘れてならないのは、自分を幸せにするということです。相手の気持ちは、想像しても真意は分からないものです。心配は、自分の中で作り出すものです。本当に必要なのは、自分が幸せだと感じる時間を多く持つことだと思うのです。

自分の心には敏感であれ。自分以外のことには鈍感であれということでしょう。

究極、人にどう思われるかは、関係無いのです。自分が幸せを感じて健康で穏やかに過ごすことが大切なことなのだと思います。

幸せな人が溢れたら、社会は穏やかになりそうですね。



リラクゼーション 糸

また頑張るために! あなたのための プライベートサロン

0コメント

  • 1000 / 1000